イカル(


大阪の千里中央に里帰りしている時、近くの公園を散歩していて
見つけました。
肉眼でも太い嘴の顔が見えたので最初シメの群かと思いましたが、
よく見るとしっぽが長かったのでイカルだとわかりました。


2013/01/03  9時頃 豊中市千里東町公園内にて
V1 レンズAiAF ED Nikkor 300mm F/4s


イカル



高梁川の上流へヤマセミを探しに行った
時のこと。
川沿いの道のガードレールから足元の
崖を見下ろすと、白黒の大きな鳥が逃げて
行きました。。。ヤマセミさんさようならー。。。
いやいや、待ってちょうだい。
と、雪の中をぼちぼち追いかけましたが、
白黒さんは川沿いにどこか遠くへ飛び去り
結局その後出会えず残念無念。。。
そんな傷心の私をこのイカルさん達が
「フィーホーヒー」と呼び止めて慰めてくれました。
ありがとうねイカルさん。

2014/02/11 10時頃 (高梁川上流にて)
V1 レンズAiAF ED Nikkor 300mm F/4s
+ KenkoテレコンPro1.4

イカルの小群れ



イカルは 大きな嘴で木の実を転がして割って
食べるために「マメコロガシ」の異名がありますが、
実際分厚い嘴で木の実を「パチパチ」と音を立てて
食べているのが、私のところまではっきりと
聞こえて来ました。
ビデオ出だしで少し聞こえるかと思います。

また画面切り替わってすぐに少しだけ
「フィーホーヒー」という鳴き声が聞こえるかと
思います。
ちょっといかつい姿形に似合わず、
とてもきれいで優しい音色の鳴き声です。

2013/01/03  9時頃 (豊中市千里東町公園内にて)
V1 レンズAiAF ED Nikkor300mm F/4s
2014/02/11 10時頃 (高梁川上流にて)
V1 レンズAiAF ED Nikkor 300mm F/4s
+ KenkoテレコンPro1.4

 以下画像をクリックするとQuick Time形式mov
ファイルに リンクしています。
 動画のファイル形式は「mov」です。
 プラグインが入っていればブラウザで見られます。
 もしくはDLして再生の出来るプレイヤー
( Quick Time Player 等 )で ご覧下さい。
 ファイルは 5.8MB あります。

イカルの動画


ふれ愛ランドでもイカルを見つけました。
6月頃から不思議な鳴き声を聞いていて、「この正体はなんなのかな」
とずっと気になっていました。
この日、割と声の出所が近くて、その方向を覗いていたら、
ちょっと大きなシメ。。いや、しっぽが長いからイカルか。。。
ここにもいたんだ。。しかも夏に。。と、ちょっぴり驚かされました。
写真は逆光かつ豆粒でなんともらならず、残念賞なのですが、
ここで見たのは初めてだったので記念に置いておきます。

ふれ愛ランドのイカルさん
2013/07/06 V1 300mmF4
ふれ愛ランドで見つけたイカル


こちらはイカルのお声。イカルの鳴き声 ←をクリック
最初に声だけ聴いた時、声の変化がサンコウチョウみたいだったので
「サンコウチョウならいいな」と期待していました。
しかしサンコウチョウの「月日星・ホイホイホイの「ホイホイホイ」」みたいな
後ろ半分の鳴き声が続かず、「やっぱり違うな。。。じゃ、なに?」と
探していた結果がアトリ科のでかい鳥だったとは、ちょっと驚きでした。
図鑑によっては聞きなしが「月日星」と書かれていたりするので
私の印象はあながち間違いではなかったようです。


 
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