オオタカ 大鷹
Ootaka
Accipiter gentilis
Northern Goshawk

オオタカ タカ目タカ科 準絶滅危惧 NT
 日本のタカを代表する
 里山の猛禽

   

オオタカ


 オオタカは国内各地の里山で見られる代表的な猛禽類です。近頃はハトやカラスを標的にすることで都市部でも繁殖が広がっているとのこと。昔から鷹匠で狩りに使われる猛禽類としても有名なため、日本のタカ類の代表格な種です。



「オオタカ」 クリックで拡大します。

オオタカ

宮城県登米市
1280×853 px
2021/12/10
Nikon D500 Mode A
Tamron A011 150-600mm / F5.6-6.3

 オオタカの成鳥です。車でカリガネを探して農耕地をうろついていたら、突然目の前に現れました。SS設定を間違っていて、せっかくのチャンスをブレ気味にさせてしまいました。



「オオタカの若鳥」 クリックで拡大します。

オオタカの若鳥

山梨県北斗市
1280×853 px
2018/12/08
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR + AF-S TC-14E3

 マガモのいる小さな池で羽が散乱して浮いているのを見つけ、何事かと周囲を探すとオオタカの狩りの現場を見つけました。身体の模様からしてまだ生まれて間もない若鳥だと思われます。



「オオタカの飛翔」 クリックで拡大します。

オオタカの飛翔

宮城県登米市
1280×853 px
2016/11/20
Nikon D500 Mode A
Tamron A011 150-600mm / F5.6-6.3

 冬の夜明け頃、マガンの飛び立ちを待っていたら、タカが通り過ぎました。ファインダーからでは暗くて何のタカかよくわかりませんでしたが、撮った絵を確認してオオタカだったとわかりました。オナガガモやコガモなどが多くいたので、狙っていたのでしょうか。



観察データ

場所と回数:長野県 1、山梨県 1、神奈川県 3、茨城県 1、宮城県 2、計8回。
 里山や湿地帯で見ています。高い山でも見ていますが、全般的には里山など低地で見かけることが多い印象です。

観察月と回数:

1月1 〇
2月2 〇〇
3月0
4月0
5月0
6月0
7月0
8月0
9月2 〇〇
10月1 〇
11月1 〇
12月1 〇
計8回

図鑑では留鳥とありますが、地域によっては冬鳥だったり漂鳥だったりするようです。自分の記録を見る限り、関東近辺の低地では冬鳥の印象です。



 地元の里山公園で見かけたオオタカ。真っ白なお腹がきれいな成鳥でした。

 (トップ画像 オオタカ 2021/01/16 D500 150-600mm 神奈川県にて撮影)

 初出:2022/08/14